奄美の真珠のお話(Ⅰ)
昔真珠会社に勤めていたときに、奄美の真珠(マべと南洋珠)についての説明パネルを制作した。
瀬戸内町の海の駅オープンの際に真珠養殖の展示ブースに掲示したものだ。(今も一部残っている)
小学生高学年ぐらいから理解できるようにとイラストも入れて分かりやすくしたつもりである。
その後、真珠養殖場が閉鎖となり、現在は奄美サウスシー&マベパールが引き継いだので、パネルに掲載された元の情報とは若干違うが、真珠養殖の基本的なことは一緒である。
奄美大島の真珠養殖(!?)
真珠は奄美大島の特産品であり、奄美でしか生産されていない貴重な真珠もあるのに、そのことについて、地元でもよく分からない方が多いのではないだろうか?
そこで、
「奄美の真珠養殖って一体どんな風に行われているのだろうか?」といったことをさらりと知っていただくために、かって海の駅に掲示したパネルをブログで紹介することにした。
真珠養殖の大きな流れは、
①「採苗(さいびょう)」・・・真珠貝の人工採苗、
②「育成(いくせい)」・・・貝を海で育てる、
③「挿核(そうかく)」・・・母貝(ぼがい)に真珠の基(核)を入れる、
④「浜揚げ(はまあげ)」・・・貝から真珠を取り出す。 となる。
この一連の作業を平均5~6年かけて行う。
それでは、先ず「採苗(さいびょう)」から。
このパネルは、「ワード」で文章を書いて、その中に「The Graphics」で描いたイラストを貼り付けて制作したものだ。(懐かしい)
ところで、
ラジオで真珠の展示販売会の案内が流れていたので、お知らせしておきます。
日時は、5月3日(金)~5月4日(土)/9:00~17:30
場所は、せとうち海の駅 2Fフロア
このブログで紹介した「奄美の真珠」です。
買う予定がなくても、島の特産品を見学するつもりで展示会に行かれてみてください。
大島海峡と焼内湾で養殖されている綺麗な真珠に触れることができますよ。
おせっかいだと思うけど、
「奄美の真珠」の素晴らしさを地元の人に知ってほしいのでちょっとPR。
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