映画「奇跡のリンゴ」に期待
6月8日から「奇跡のリンゴ」が上映されるようだ。
何年か前にNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」でこの話を知り、その後本を買った。
表紙には”「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録”とサブタイトルがついている。
夢を追って自身も家族も傷つけながらそれでも諦めずに奇跡を成し遂げた男の話だ。
本の帯に書かれている言葉を読み返してまた感動がよみがえってきた。
そのまま引用する。
『人が生きていくために、経験や知識は欠かせない、何かをなすためには、経験や知識を積み重ねる必要がある。 だから経験や知識のない人を、世の中ではバカと言う。 けれど人が真に新しい何かに挑むとき、最大の壁になるのはしばしばその経験や知識なのだ。 木村はひとつの失敗をするたびに、ひとつの常識を捨てた。 そうして無垢の心でリンゴの木を眺めることが出来るようになったのだ。』
『ひとつのものに狂えば、いつか必ず答えに巡り合う。』
この奇跡が実話だという重みだけでも十分見ごたえがある映画だと思う。
すべての人に生きる勇気を与えてくれるはず。
島で見ることができるのは、(DVD化されるまで)まだまだ先になるけれど今から楽しみにしている。
本の表紙の木村さんが飾らずに普通のおじさんなのが、この話はホントに事実なんだと好印象だった。
読み終えてから改めて表紙を見ると、修羅をくぐり抜けてきた人間の一見屈託のないような笑顔に感動を覚えた。
あと、リンゴ食べてみたい。
コメント